木製電池箱…ナショナル電燈
なんかアウトドアブログからどんどん離れてそう?
コンセプトはアウトドアで使えそうな古道具かな~。
前回の懐中電灯に続き、今回も古い電燈です。
その名も
「ナショナル電燈」
これは弘法さん(京都は東寺の毎月21日に開かれる骨董市)で購入。ハッと
目が合った瞬間、「にーちゃん
(購入当時にいちゃんだったんじゃ!)こうてえな~」と言われたような気がして
フラフラと即買いしてしまった。
時代がかなりはっきりしてて、「海軍省」「鉄道省」「逓信省」と
かいてありますね。それらのあった頃のものですね。
で、どんな電燈かといいますと、電池を入れる木箱を中心に
上には1m程のコードが伸び、直径12~3cmほどの笠があり
豆球のソケットがついてます。
下には紐が垂れ下がり、プルスイッチになっています。
木箱には壁などにかけられるように穴のあいた板がついています。
少し装飾を施してあります。
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木箱は手前に開くようになっており、電池交換しやすいように
してあるようです。電池は現在のものは使えず、付属の電球が
4.5V(割れてて点きません)なので、多分5~6Vの集合電池を
使ったと思われます。
豆球も現在のものとソケットは同じですが、大きさが違い、
ナツメ球ぐらいの大きさものがついてました。写真のは今の豆球です。
箱の中はといいますと、発売の口上と注意書きが書かれています。
いかにも
昭和のはじめ頃といった感じです。
真ん中の出っ張ったねじと、見にくいですが右上のプレートが電極です。
ここに電池ボックスを突っ込んで一応点くようにはしたんですが、
実際どういう場面で使われていたのかわかりません。
手元に灯りが必要なところとか、ひょっとすると防空壕?
などなどいろいろ想像は出来るんですがね~。
で、これをキャンプで使ってみようかなと思ったんですが~
あっという間に壊れそうなので…箱は頑丈なんですがね。
なのでこれをヒントにしてテント内の灯りを作ったんですが、
やっぱりすぐ壊れました。寝返りを打ったとたんコードに何か引っかかって
ブチッとイってしまいました。
細いコードや紐のついたものはキャンプには向かない…
「気づけよ」といわれそうですが…
時々、押入れから引っ張り出しては点けてニヤニヤしています。
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